六月六日生まれの天使

六月六日生まれの天使

六月六日生まれの天使

 気になって何度か読み返してしまう作品。それでも、ちょっと腑に落ちなくて、いろいろからくりを知ってから「ああ、なるほどね」とようやく納得できた。

結婚一年生

結婚一年生 (Sanctuary books)

結婚一年生 (Sanctuary books)

 一年生じゃないけど、未だに時々読んでいる。20代の頃は、結婚ってめんどくさいな、一生独身で一生好きなことしてればいいや、ってぼんやり思っていたなあ。自分のことだけ考えるのってすごくラクだし!他人のことを想う余裕なんてなかったし!何よりも自由を手放したくなかった。でもさ、自分や親が年を取るにつれ、考え方や生き方っていうのが変わってくる。自分のためじゃなく、人が喜んでくれたり笑ってくれたりすることを優先するようになる。結婚も周りの人たちが喜んでくれるうちの一つの出来事なんだと思う。何はともあれ、結婚=生活。人生30年以上やってるけど、結婚してまた一から学ぶことばかり。

Weezer

ハーリー

ハーリー


 ナノムゲンフェスというものに初めて行ってきた。海外のバンドを観る機会ってあんまりないし、あんまり知らないから、このフェスは隠れた扉を開けるようにワクワクする。たくさんのステージを観て、いろいろ想って、切なくなったり、笑ったり、泣いたりしたはずなんだけど、最後は「みんなかっこよかった。来てよかった。」というこみ上げた感情しか出てこない。あの時間は、すごく幸せで温かな時間で、ずっと続けばいいなと思った。

きれいな色とことば

きれいな色とことば

きれいな色とことば

 いい意味で力が抜ける。人生一度きりだし、自分の思うがままの生き方をしたいって思った。周りと合わせる必要も、他人と比べる必要もないんだな。

キッドナップ・ツアー

キッドナップ・ツアー (新潮文庫)

キッドナップ・ツアー (新潮文庫)

 ハルの気持ちがよくわかる。お父さんのこと、好きなんだけど嫌い!嫌いなんだけど好き、みたいな。思春期は複雑なんです。

月と蟹

月と蟹

月と蟹

 春也が気の毒で、なんとかならないものか、なんとかしたいって思った。
 純粋で残酷な願い。やるせない閉塞感。親友への嫉妬。仲間はずれ。誰にでもあったよ、そういう子どもの時間。忘れていたよ、そんな残酷な過去。そいつを乗り越えて、大人になるのだなと思った。

なくもんか

なくもんか 通常版 [DVD]

なくもんか 通常版 [DVD]

 
 クドカンとサダヲのコンビが好き。シュール。
 人は過去にいろいろ置き忘れてきたものがある。だけど、新しい未来に一歩踏み込むには、どこかで過去に決別すべく、整理をつけなければならないのだろう。